建築用語集


建築関係でよく出てくる用語を集めました。


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アール
曲線 曲面のこと
 
RC(あーるしー)
鉄筋コンクリート造りのこと
 
合相决り(あいじゃくり)
板同士を並べた場合に隙間が抜けないように、板傍(いたそば)の厚みを半分ずつ欠き取り重ね合わせた納まりとする こと。
 
上がり框(あがりかまち)
玄関、勝手口の上がり口の縁にある化粧材。
 
足場(あしば)
工事用に組み立てる仮設の作業床および作業員用通路、材料や部品の支持台のこと。
 
足元灯(あしもとあかり)
階段や廊下などの通路に設置された、足元をてらすための小さな照明。
特に、高齢者いる家庭を中心に設置されるケースが増えている。
 
網代(あじろ)
網筵(あみむしろ)の略で、スギ、サワラ、ネズコ、ヒノキなどの枌板(へぎいた)や竹皮、葦などを、斜めまたは縦横に編んだもの。
 
網代天井(あじろてんじょう)
スギ柾(まさ)、サワラ、ネズコなどの枌板(へぎいた)や竹皮を、斜めまたは縦横に編んだ網代を天井の下地板に取り付けたもの。
 
アスファルト防水(あすふぁるとぼうすい)
アスファルトルーフィングやアスファルトフェルトを、2〜4層にアスファルトで積層して防水層を構成する工法。
 
アスファルトルーフィング
フェルトにストレートアスファルトを含浸させ、ブローンアスファルトを両面に被覆し、表面に粘着防止のために粉末にした雲母や粘土などを塗布した、防水層を作るためのシート。屋根や壁の下地に防水材として用いる。
 
アスベスト(石綿)
天然に産する繊維状けい酸塩鉱物である。ILO(国際労働機関)の定義では、クリソタイル(温石綿、白石綿)、アモサイト(茶石綿)、クロシドライト(青石綿)、アンソフィライト、トレモライト、アクチノライトの6種類としている。
 
アプローチ
一般的には建物の入口から玄関ポーチに至るまでの通路
 
雨仕舞(あまじまい)
雨水が建物に浸入したり、漏ったりするのを防ぐこと、またはその方法。
 
洗い出し(あらいだし)
左官仕上げで、種石(たねいし)とモルタルをこね合わせ、壁や床の下地面に塗りつけ、硬貨直前にワイヤブラシと水洗いで種石を露出させる工法。
 
アルコープ
壁の一部をくぼませた部分。居間などでよく用いられ、ごく限られた面積で想像以上の空間の変化と使い勝手のよさが得られる。
 
アンカーボルト
コンクリートの基礎や木の柱などに建物と基礎を固定するために埋め込んだボルト。
 
暗渠(あんきょ)
地中に設けたコンクリート製の洞道。ケーブル配線、給排水などの用途により各種の暗渠が使用される。
 
板目(いため)
原木を年輪の接線方向に挽いたとき、その面に現れる山形や波形の木目のこと。
木目。幅の広い板がとれやすく、木取りが簡単でムダがない反面、収縮が大きく割れやすく、木表側に反りが出やすい。
 
犬走り(いぬばしり)
建物の外壁に沿った周囲の地面を、砂利やコンクリート敷きにして固めた部分。
 
入母屋屋根(いりもややね)
屋根形式の一つ。寄棟(よせむね)屋根の上部に、切妻の小屋根を合わせたような形をしている。
 
ウォークインクローゼット
納戸くらいの広さを持ち、作り付けの棚や引き出し、ハンガーを掛けるためのパイプ等が備え付けられており、部屋そのものが大きな洋服ダンスになっている。
 
内断熱工法(うちだんねつこうほう)
建築物の断熱構造のなかで断熱材を躯体の内側に取り付けたもの。
断熱材を躯体の外側に取り付けたものは外断熱工法。
 
内法(うちのり)
柱や出入り口、窓など対面する二つの部材の内側から内側までの距離。
 
埋戻し(うめもどし)
根切りをして基礎、地下工事が終わった後に、土砂を埋め戻して現状に戻すこと。
 
上塗り(うわぬり)
左官の最終工程として、仕上げの塗り材を塗り付けること。
 
ウッドデッキ
木製バルコニーのこと。
 
エクステリア
インテリアに対してエクステリアは、門扉・塀・フェンスなど屋外の設備の他、カーポートや庭園などの外構工事を指す。
このほか、サンルームやバルコニーを含めることもある。
 
江戸間(えどま)
基準尺の一つで、江戸および関東地方の都市部の町家で用いられてきたもの。
 
SRC(えすあーるしー)
鉄骨鉄筋コンクリート造
 
FRP(えふあーるぴー)
ガラス繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastic)の略。プラスチック樹脂にガラス繊維を混入させた極めて強靭な樹脂。各種工作物、家具などに使用される。
 
FRP防水(えふあーるぴーぼうすい)
FRP(fiber reinforced plastic)は強化プラスチックの総称で、ガラス繊維を補強材としているため強度は大きく、これを現場で施工する防水の工法。
  
縁甲板(えんこういた)
幅6〜12cm、厚さ12から15mmの板を本実(ほんざね)加工したもので、ヒノキ、スギ、ナラなどの材料が通常使用される。床板として張られるほか、壁や天井にも用いられる。
  
大壁(おおかべ)
造建築で柱が外部に現れないように仕上げた壁。土蔵や洋室の壁によく使われる。
 
大引き(おおびき)
木造軸組柱脚の梁間に設けられた構造材
 
オープンキッチン
キッチンを独立させずに、ダイニングやリビングのようにコミュニケーションスペースの1つとして利用するスタイルのこと。
 
押え仕上げ(おさえしあげ)
漆喰(しっくい)やモルタルなど左官工事の最終仕上げの方法として、木ごてや金ごてで強く押えて仕上げたもの。
 
納まり(おさまり)
建築を構成する部材の取合いや取付け具合、見え掛かりの整い具合や仕上がりの程度など、総合的なでき具合をいう。
 
母屋(おもや)
たる木を支える水平材で、棟木に水平に取り付けたもの。
 
親子扉(おやことびら)
両開きの戸で、左右の大きさが違うものをいう。
 
親柱(おやばしら)
階段や廊下の手すりの両端部分あるいは曲がり部分にくる、手すりを支える柱。
 
温水式(床暖房)(おんすいしき)
床暖房の方式。敷設したパイプに循環ポンプで温水を送り込んで加熱する間接加熱方式。運転コストは電気式より安くすむ。



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