建築用語集


建築関係でよく出てくる用語を集めました。


あ行  か行  さ行  た行  な行  は行  ま行  や行  ら行  わ行


パーゴラ
テラスの上などに組んで、藤やぶどうのほか落葉性の植物をはわせる棚のこと。夏の日よけも兼ねる。
 
掃出し口(はきだしぐち)
室内の塵埃(じんあい)を掃き出すために都合のよい、小型で下端が床面とそろっている開口部。廊下がなく室内から直接外部に開いている開口部の総称。
 
掃き出し窓(はきだしまど)
床面の位置まで開いている窓。
 
剥離(はくり)
塗り層間の分離によるはがれのこと。
 
刷毛引き仕上げ(はけびきしあげ)
左官仕上げで、塗り材をこてで押さえた後、まだ硬化しないうちに表面を刷毛でなでて荒し目を付ける工法。
 
パティオ
スペイン風の中庭のこと。単に中庭を指すこともある。
 
鼻隠し(はなかくし)
軒先で垂木先端の木口を隠すために取り付ける横板。
 
幅木(はばき)
壁と床の接する部分に設ける化粧の横板。巾木。
 
破風(はふ)
切妻や入母屋(いりもや)屋根の妻側に取り付けられた厚板、またはその部分。
 
はめ殺し窓(はめごろしまど)
障子またはガラスなどが、はめられたまま開閉できない固定された状態の窓のこと。
 
梁(はり)
木造においては、一般に2つ以上の支点によって水平もしくは斜めに支えられ、上方から荷重を受けるための横木の総称。
 
バリアフリー
高齢者や身障者などの住生活にいける障害を取り払うこと。
床の段差をなくしたり、手摺りを付けるなどさまざまな工夫を図る。
 
パントリー
室温でも十分に保存がきく食用専用の収納庫のこと。
 
庇(ひさし)
窓や出入口の開口部やポーチ、バルコニーなどの上部に付ける片流れで屋根状のもの。
 
檜、桧(ひのき)
天然分布は福島県東南部以南の本州から四国、九州に及び、スギと並んで日本を代表する樹種である。
 
広縁(ひろえん)
幅の広い縁側の総称。通常は1間以上あるものをさす。
 
フーチング
布基礎、独立基礎の地盤面への接地面積を大きくするために広げられた底盤部分。
 
葺き下し(ふきおろし)
本屋の屋根の流れを、下屋(げや)まで一つの流れとして連続させること。
 
吹付け塗装(ふきつけとそう)
機械によって塗料を噴霧する塗装方法の総称。
 
吹抜け(ふきぬけ)
2階以上貫通して床を設けず、上下に空間をつくる室内の構造。
 
輻射暖房(ふくしゃだんぼう)
放射暖房のことで、室内から外部に逃げる熱を、室内に設置した加熱面からの、おもに放射熱によって補償する暖房方式。
 
複層ガラス(ふくそうがらす)
複数の板ガラスの間を密封した、断熱・遮音に効果的な窓ガラス。ペアガラス。
 
襖(ふすま)
紙や布を表面に貼った木製の間仕切り建具。
 
船底天井(ふなぞこてんじょう)
天井の形式の一つで、断面が船の底のように弓形や屋形になっているもの。中央部が両端より高く、勾配を持った天井。
 
不燃材(ふねんざい)
文字どおり燃えない材料を表すが、建築では一般的に防火性能を要求する部位に使用を求めた、建築基準法で定めるところの石やれんがなどをはじめとする法定不燃材のことを表すことがある。
 
踏面(ふみづら)
段板間の段鼻面から段鼻面までの部分をいう。
  
ブラケット
壁に取り付ける照明のこと。
 
フラッシュ戸(ふらっしゅど)
戸の構造形式の一つ。コストを下げ、軽くするため、構造になる骨組を下地にして、両面に表面材を平らに張った戸。
 
フラット35
住宅金融公庫による直接融資が廃止されるのを控え、平成15年10月1日にスタートした新型住宅ローン。民間金融機関が融資した住宅ローンの債権を住宅金融公庫が買い取り、それを証券化して債券市場で投資家へ販売するため、「証券化ローン」や「公庫提携ローン」とも言われる。最長35年の長期固定金利型住宅ローンであることから「フラット35」という名称が使われるようになった。
  
プレハブ工法(ぷれはぶこうほう)
あらかじめ工場で柱・梁・土台などの部材を加工、あるいはパネル化しておき建築現場で組み立ててしまう工法。
 
フローリング
廊下、洋間などの床の仕上げに貼る比較的幅の狭い板のことで、一般にナラ、ブナなどのムク材で出来ている。最近では合板、集成材を使うことも多くなっている。
 
ペアガラス
複層ガラスのこと。2枚のガラスの間に乾燥空気を密閉し断熱効果を高めたもの。
 
壁面後退(へきめんこうたい)
隣地境界線や道路から建築物の外壁面を、ある距離まで後退させること。
  
ポーチ
玄関前の庇(ひさし)がある部分のこと。
 
ホームセキュリティシステム
室内にいながら来客の姿を確認できるテレビモニター、不法侵入者の報知、火災やガス漏れなどの非常時通報機能を持つ防犯・防災システムなど住いの安全を確保するシステム。
 
方形屋根(ほうぎょうやね)
屋根形式の一つ。平面が正方形または八角形の場合で、頂点が一つの勾配屋根。
 
方立て(ほうだて)
開口部材を支える桟や間柱。円柱の柱のすぐ脇に添え付けた竪枠材で、格子戸などの開口部を納めるために用いられた。
 
ホールダウン金物(ほーるだうんかなもの)
地震の時に土台から柱が抜けるのを防ぐために設ける金物のこと。建物の隅角部に設置することによって強度が高まる。
 
ホルムアルデヒド
有害化学物質のひとつ、シックハウスの原因物質のひとつ。



このページのトップへ

あ行  か行  さ行  た行  な行  は行  ま行  や行  ら行  わ行