建築用語集


建築関係でよく出てくる用語を集めました。


あ行  か行  さ行  た行  な行  は行  ま行  や行  ら行  わ行


長押(なげし)
住宅の座敷において鴨居上部四周に取り付けられる化粧材。
 
納戸(なんど)
室内にある部屋状の収納スペース。「納戸」と表示してある場合、採光や通風などが建築基準法で定められた居室の基準にあてはまらないことから「納戸」とすることもある。
 
逃げ(にげ)
納まり上、部材同士に余裕をもたせた位置関係や調整機能をもたせること。
  
二世帯住宅(にせたいじゅうたく)
親子二世帯が同じ住居で暮らすこと。
 
ニッチ
日本家屋の柱の基準は10.5センチ角で、柱と柱の間に板壁を張ると10.5センチの壁厚になる。この壁の一部をくりぬき、壁面の窪みを利用してつくった飾り棚を指す。
 
貫(ぬき)
軸組にあって、柱同士をつなぐ横木。仕上材を取り付けるための下地として用いられるとともに、軸組を固める構造材でもある。
 
布基礎(ぬのきそ)
断面が逆T字型で、壁の方向に帯状に続いている基礎。主に木造建築に使われる。
 
濡れ縁(ぬれえん)
建物の外部に設け、雨ざらしになっている縁側のこと。単に「縁(えん)」ということもある。
 
根切り(ねぎり)
基礎や地下室を造る際に、土を掘削して所要の空間を造ること。また、その穴のこと。
 
猫間障子(ねこましょうじ)
障子の一部に、片引き、引き分け、上げ下げ等の開閉できる小障子を組み込んだもの。
 
根太(ねだ)
床板を支える横架材。
一般には大引き、または床梁上ではそれらに直交して架け渡される。
 
熱線吸収ガラス(ねつきゅうしゅうがらす)
太陽の放射線を吸収することにより室内の冷暖房効果を高める。特殊な化学加工によってやや着色が施してあるので眩しさも和らぐ。
  
熱容量(ねつようりょう)
物体の温度を単位温度上昇させるのに必要な熱量のこと。
軒(のき)
屋根面の外壁から外側に差し出ている部分をいう。風や雨、日ざしをよける。
 
軒裏(のきうら)
軒下からの見上げ部分。
 
軒樋(のきどい)
屋根面を流れる雨水を軒先で受ける樋。
 
軒天(のきてん)
軒の高さ。地盤面から建築物の小屋組またはこれに代わる横架材を支持する壁、敷げたまたは柱の上端の高さよる。
 
野地板(のじいた)
屋根の仕上材や防水の下葺き材を取り付けるための下地材で、垂木の上に張る。
 
熨斗瓦(のしがわら)
瓦屋根の棟(むね)積みで、冠(かんむり)瓦などの棟瓦の下に数段積み上げられる瓦。
 
延べ面積(のべめんせき)
建築物の各階の床面積の和。「延べ床面積」ともいう。
 
法(のり)
傾斜を表す語。切土や盛土、石垣や土留めなどの傾斜面をいう。または、建築・土木で垂直を基準にした傾斜の度合いや長さ。
 
ノンスリップ
階段の上り下りの際に足を滑らさないようにする部材。



このページのトップへ

あ行  か行  さ行  た行  な行  は行  ま行  や行  ら行  わ行