建築用語集


建築関係でよく出てくる用語を集めました。


あ行  か行  さ行  た行  な行  は行  ま行  や行  ら行  わ行


ラーメン構造(らーめんこうぞう)
ラーメン(rahmen) はドイツ語で額縁の意。門型の軸組で、柱と梁を組んで建物を支えていく工法。筋かいがないので大きく間口をとれ、広い空間がつくれることが特徴。
 
ラス
塗り壁、塗り天井の下地の木摺(ずり)や金属ラス、ラスボードなどをいうが、一般的には、メタルラスやワイヤーラスなどを指す。
 
ラスボード
石膏ラスボードともいう。ボード用紙の間に石膏を挟んだものに、剥離防止の引掛け孔をあけたもの。内装塗り下地として最も一般的に使用されている。
 
ラスモルタル
左官工事で、メタルラスやワイヤーラス下地にモルタルで下塗りをすること。
 
ラワン合板(らわんごうはん)
南洋材のラワンを貼り合わせた画材。ラワン合板5層の積層材は、水に比較的に強い合板であるため床や屋根の野地板に適している。
 
ランバー
本来は北米の製材品の総称。
 
欄間(らんま)
室内外および部屋境の天井と鴨居(かもい)の間に設ける、採光・通風を兼ねた柱間装置。
 
陸屋根(りくやね)
屋根の勾配が水平に近いもので、平屋根ともいう。コンクリート造のビルに多く見られるが雨の流れが悪いので水抜きを付けたり屋根の防水をしっかり施す事が必要。
 
リシン吹付け(りしんふきつけ)
外壁の仕上げの一つで、顔料を混ぜた骨材をスプレーガンを使用して薄く吹き付ける工法。
 
ルーバー
羽板、がらりのこと。がらり戸のみならず、室内の通風を図るため、建具や間仕切りの一部にルーバーを設ける。
 
ルーフバルコニー
住居の屋根部分を利用して設けたバルコニーのこと。
 
レベル
敷地や建物の高低差の基準となる高さを指す。
 
ロータリークローゼット
回転式のハンガーパイプを備えたクローゼットで、限られたスペースを最大限に利用して衣類を収納できる。ウォークインクローゼットを造る面積が無い場合に設置されることが多い。
 
ロックウール
工場で製造された人造の鉱物繊維。岩石が原料の場合は「ロックウール」で、スラグが原料の場合は「スラグウール」となる。アスベスト(石綿)が 同一のものでないかとの誤解を生じることがあるが全く別の物質。
 
ロフト
はしごなどを設置して、一段高い所につくられるスペース。空間を広く使えるのが最大のメリット。はしごを介した穴蔵的な空間であるという遊戯性も備えているため、子供部屋に造られるケースも多い。



このページのトップへ

あ行  か行  さ行  た行  な行  は行  ま行  や行  ら行  わ行