建築用語集


建築関係でよく出てくる用語を集めました。


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幕板(まくいた)
横に長く張った板の総称。家具の足の間をつなぐ板などのこともさす。
  
まぐさ
軸組にあって、出入口や窓などの開口部の上部で柱間に渡し、小壁を支える横架材。
 
柾目(まさめ)
樹木の年輪に対して直角方向に切ったときに現れる面。
 
間仕切り壁(まじきりかべ)
屋内の空間を仕切るための壁。視線・音・通気・熱などの要素を遮る程度、意匠に応じて、構造や下地や仕上材料が変わる。
 
窓枠(まどわく)
窓の建具の外周を構成する枠部材。
 
間柱(まばしら)
建物にかかる重みを負担しない部分に立てる柱。壁をつくるための骨組みとするために、本柱の間(約45cm間隔)に立てる。
 
回り縁(まわりぶち)
天井が壁に接する部分に設ける見切り部材。
 
見切り(みきり)
仕上げの終わる部分や複数の仕上げの取り合い部分。
 
水切り(みずきり)
屋根端部や外壁面で、壁面より飛び出す枠材や見切り材に取り付ける水切れをよくするための板金。
 
水勾配(みずこうばい)
雨水や汚水などが自然に排水されるように付けた勾配。
 
水盛り遣方(みずもりやりかた)
建物の位置と高さの基準点、基準線を定めること。
 
無垢(むく)
木そのものの材料をいう。「無垢材」の略。
 
棟木(むなぎ)
棟(むね)を支える小屋組の最頂部にある軒桁に平行な横木で、垂木を受ける。
 
棟(むね)
傾斜した2つの屋根面の交差部分。
 
棟上げ(むねあげ)
建前(たてまえ)ともいわれる。
 
無目(むめ)
建具溝の突いていない鴨居(かもい)や欄間(らんま)の敷居。
 
メーターモジュール
住宅のモジュール(設計基準単位)を1m間隔で設定したもの。木造住宅で多く用いられている尺モジュール(91cm)に比べ、住空間が20%アップする。バリアフリー化が進む中で車椅子が通りにくいなどの問題が生じるようになり、新たに採用されるようになった。
 
目地(めじ)
石、ブロック、れんが、木材、金属など、建築部材の接合部を突き付けとせずに、線上に隙間をあけて納めるときの、その筋のこと。
 
召し合せ(めしあわせ)
引き分けや両開きの建具で、二つの建具が突き合せになる部分。
 
目透かし(めすかし)
二つの部材の接合部分に隙間をあけること。また、板材の継目に隙間を取って張る目透かし張り(めすかしばり)や、その形状を指す場合もある。
 
メゾネット
集合住宅で階上・階下を一住戸として使用するタイプのもの。
 
メタルラス
外壁や軒裏のセメントモルタル塗りの下地に用いるスチール製の金網。
 
メラミン樹脂化粧合板(めらみんじゅしけしょうごうはん)
メラミン樹脂を染み込ませた紙を数枚重ねて硬化させ合板の表面に接着させたもの。
 
免震構造(めんしんこうぞう)
地震力が直接建物に伝わらないように、地盤と建物の間に地震エネルギーを吸収する装置を設けた構造。
 
木造軸組工法(在来工法)(もくぞうじくぐみこうほう)
日本家屋の伝統的工法。通し柱と梁でできた骨組みに筋かいを入れて強化する。設計の自由度が高く増改築も容易で、依然高い人気を誇る工法。
 
木建(もくたて)
木製建具の略称。
 
モジュール
材料や空間を構成する場合の基準寸法、もしくは基本単位。わが国の木造住宅では、畳の寸法が一つのモジュールと考えることができる。
 
盛土(もりど)
敷地造成において、所定の高さに平にするために、切土の土砂や他から採取した土砂を現地盤に盛り上げること。
 
モルタル
一般にセメント、水、砂を混ぜて練り合わせたセメントモルタルを指す。



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