建築用語集


建築関係でよく出てくる用語を集めました。


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矢板(やいた)
軟弱地盤の掘削の際に掘削後に土砂崩れが起きないように、掘削範囲の周囲に連続的に打ち込まれる土留め用の板。
 
役物(やくもの)
材料や部品において、標準の形状とは異なり、端部の納まりなどのために特殊な形状をしたもの。
 
屋根足場(やねあしば)
勾配屋根上での作業、および安全のために作られる足場。
 
屋根勾配(やねこうばい)
水平面に対する屋根面の傾きの度合い。屋根葺き材料の種類に応じた標準勾配がある。
 
遣方(やりかた)
物を建てる前に、高さの基準となる水平線などを出すために敷地内に設ける仮設物。
 
ユーティリティー
多目的に使うことができる家事スペースのこと。例えば、アイロンがけもできる家事デスクを備えたユーティリティに洗濯コーナーを設けて、キッチンに隣接させるなど。家事の合理化を考えたプランニングが可能。
 
釉薬瓦(ゆうやくがわら)
成形乾燥後、吸水率を抑えるために釉薬を付けて焼成した粘土瓦。
 
床組(ゆかぐみ)
根太(ねだ)や大引き、梁などを組んでできる床の構成。
 
床下換気口(ゆかしたかんきこう)
床下の湿気による腐蝕を防ぐために、布基礎に設けられた穴。法令でも外壁まわりの布基礎周長で、5m以内に1ヶ所以上の取付けが規定されている。
 
床下防湿(ゆかしたぼうしつ)
住宅の耐久性を高めるために、床下からの湿気の立上りを防ぐこと。
 
床暖房(ゆかだんぼう)
建物の床と暖房機器が一体になって構成する設備で、低温熱源による輻射熱を利用するため快適。温水式と電気式がある。
 
床面積(ゆかめんせき)
建築物の各階の、壁その他の区画で囲まれた部分の水平投影面積をいう。
 
雪見障子(ゆきみしょうじ)
障子の下半分に透明ガラスを入れ、小障子を上げると外が見えるようにしたもの。
 
ユニット家具(ゆにっとかぐ)
単品家具だがそれぞれのデザインが統一されていて、必要に応じて必要な家具を組み合わせて使用できる。
 
ユニット工法(ゆにっとこうほう)
あらかじめ工場で部屋ごとに生産されたユニットを、現場でクレーンなどを使って、ひとつの住宅に組み立ててゆく工法。70〜80%の工程を工場で行なうため、現場での工期は短く済む。 間取りの変更は困難。
 
ユニットバス(UB)
浴室に浴槽・洗面台・便器がそろったタイプのものと思われがちだが、本来は浴室内の壁・床・天井・浴槽をあらかじめセットした一体化型浴室を指す。
 
養生(ようじょう)
工事中、仕上がった部分に傷や汚れが付かないように、ベニヤや紙、布などで覆い保護すること。またコンクリートやモルタルなどが硬化して一定の強度に達するまで、必要な水分や温度を保つこと。
 
容積率(ようせきりつ)
敷地面積に対して建てられる建物の延べ床面積(各階の床面積の合計)の限度。
 
用途地域(ようとちいき)
良好な住宅環境や密集した商業地など、その地域のあるべき姿を想定して、建築物の種類やその規模などを制限した、都市計画法によって指定された地域をいう。12種に分類され、各地域で建築基準法により、建築物に制約がある。また、用途地域に応じて、建ぺい率と容積率が変わる。
 
擁壁(ようへき)
造成工事などで、切土、盛土などの土砂の崩壊を防ぐために、土圧に十分抵抗できるように造られた壁。
 
寄せ棟(よせむね)
日本では切妻に次いで多い屋根の形。雨の流れも良く落ち着いた感じが出せるため、和風、洋風のどちらにも合う。



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